Local Dialogue にワクワクする未来への思いを込めて

こんにちは。荒尾です。
Local Dialogueでは、ファシリテーター養成講座や、地域のビジョンとなる自治体の政策立案支援、企業・地域との共創による新たな地域戦略づくりなどを担当します。

■行政職員として地域と関わる人から、民間企業として地域と関わる人への変身

私は元自治体の職員で、九州の福岡市役所の保健師として十数年ほど働いてきました。保健師という仕事を知らない方も多いかと思いますが、日々の業務は、自転車に乗って、自分の担当地域をまわり、家庭訪問をしたり、地域での様々な健康講座やイベントを実施したり、地域住民や関係団体の皆さんと一緒に、自分たちの住むまちづくりを考えたり・・・と、実はどっぷりと地域に浸かってまちとそこに暮らす皆さんのウェルビーイング(持続する幸せな暮らし)を考えるのが仕事です。そしてこれらの現場レベルでのまちの姿や変化を捉えながら、行政の政策として、5年後10年後どのような地域を目指していくのか、まちのビジョンや戦略をつくる、そんな仕事を長年してきました。

そんな行政職員から飛び出して、民間企業という真逆の世界に転職し、現在は、株式会社クレメンティアというコンサルティング会社の代表をしています。実は、私の仕事は行政職員時代も、民間企業に立場が変わった現在も、ほぼ同じ領域・テーマに携わっています。そもそも、私が転職を決めた理由が、行政と民間がもっと上手に手を組み、お互いの持ち味や専門性を活かした働きができれば、地域が抱える様々な課題解決につながり、まちも人ももっと素敵になると思ったからでした。しかし、当時は、行政が企業と連携するにはお互いの知識や経験不足もあり、部署による差もありますが、なかなかハードルが高いものでした。それであれば、外から行政と連携する「つなぎ役」になろうというのが、私の最初の思いでした。

社会全体が複雑性を増している現在、従来の枠組みに捉われず、多様な知識や経験を融合し、それを発揮できる場がより一層求められてきています。行政と民間企業、そしてそこに暮らす人々が一緒になって、共に汗をかき知恵をだし、望むまちの姿を描きながら、自分たちの手で実現していく。そしてこれを楽しくワクワクできるような方法で取組めないか・・そんな思いから誕生したのが、このLocal Dialogueです。

■フォアキャスティングからバックキャスティングのまちづくりへ

地域でのまちづくりを考える場合、どうしても現状の課題に視点がいきがちです。人口が少ない、若者がいない、地域の魅力がない、交通が不便、まちの財政が弱い・・・課題を上げ続ければ、きりがありません。そしてこの現状の課題を1つ1つ解決していこうとすると、予算も時間もマンパワーも、いろいろな「ナイ」が出てきて行き詰ってしまいます。これが従来の課題解決型で進めるフォアキャスティングです。

Local Dialogueでは、この逆の考えにたち、バックキャスティング型でまちづくりを考えていきたいと考え、最初に「まちのウェルビーイング」を視点に、自分たちが住みたい、暮らしたいまちの姿(目標)をビジョンカードから選ぶ作業から行います。日々過ごしている中で、「自分が住みたい、暮らしたいまち」なんて考える機会がそもそもなく、地域のこともほとんど知らないまま暮らしている人が大半なのではないでしょうか。私たちは、改めてその問いを立てることで、参加者をまちづくりのメンバーに引き込み、自分たちの夢の実現に向け、最初の一歩を踏み出すワクワクの場を沢山つくっていきたいと考えています。

「共創」は未来をつくり、持続していく「力」にもなります。このLocal Dialogueは、地域内だけで閉じたものではなく、全国の地域と人をつなぎ、そして世代をもつないでいくバトンでもあります。全国のみなさんと沢山のバトンがつながり、自分たちのまちの特色を再発見しながら、それぞれの地域の姿にあった形で輝きだすことを楽しみにしています。

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